(↑は画像ですw)
現在開催中の全豪オープンテニス2012で、錦織選手がやってくれましたね! なんと第6シードのツォンガを破って、堂々のベスト8進出です!
2-6、6-2、6-1、3-6、6-3のフルセットの激闘を制しての勝利。いやー、ホントに強かった。 ツォンガはとにかく早い仕掛けで先手を取りたかったようですが、それを許さない錦織選手の戦術がすばらしかったです。
この試合で錦織選手がとった戦術は
足元、ダウンザラインへのリターンでのリセット
バックを基本とした展開でツォンガの強烈なフォアを回避
Wバックでのショートアングル起点からのオープンへの攻め
攻撃された時のリセットボール(センターへの時間を作るボール)
といった感じにみえましたが、うまく機能していたなぁと感じました。
次のQFは水曜日、いよいよアンディ・マレーとの対戦です。 個人的にどちらも好きな選手なので心境は複雑ですが、楽しみな一戦であることには間違いありません。
■ ベスト8の顔ぶれ
今回の全豪2012では、マーディ・フィッシュが敗れた以外に大きなアップセットがないまま来ていますので、ベスト8の顔ぶれはすごいですね。
ドローの上から
ノバク・ジョコビッチ(ATP 1位) (と ヒューイットの勝者、多分ジョコビッチ)
ダビド・フェレール(ATP 5位)
アンディ・マレー(ATP 4位)
錦織 圭(ATP 26位)
ユアン・マルティン・デルポトロ(ATP 11位)
ロジャーフェデラー(ATP 3位)
トーマス・ベルディヒ(ATP 7位)
ラファエル・ナダル(ATP 2位)
このメンツに錦織選手が入っていることのスゴさといったらないですね(・∀・)
Twitterでフローラン・ダバディさんが選手たちからのコメントをTweetしていましたので引用します。
マレーのコメント 「ツォンガとの試合少し見たよ。圭はすごくいいテニスをしている。彼と練習したことがある。とてもいい選手で、とてもトリッキーな選手だ。背がそれほど高くないがパワーがある。速い打ち合いも厭わない。スライスも上手い。動きもいい。 ツォンガとの試合で沢山のウイナー打ってたね。ツォンガに対して主導権を握っていたのだから、大したもんだ。今大会はいくつかの長い試合を乗り越えた...ブリズベーン(前哨戦)ではジムにいつもいたから、最近かなり鍛えていると思う。 ツォンガとの試合で沢山のウイナー打ってたね。ツォンガに対して主導権を握っていたのだから、大したもんだ。今大会はいくつかの長い試合を乗り越えた...ブリズベーン(前哨戦)ではジムにいつもいたから、最近かなり鍛えていると思う。」
ツォンガのコメント 「やりにくい相手ですよ、一生懸命走るし、全部返すんだから(It's tough to play against him because he runs a lot and everything's coming back.)」
これまでにもフェデラやナダル、フェレールなどが錦織選手について賞賛するコメントをしていますよね。こうしてトップ10の選手たちからも高く評価されてる錦織選手、現時点ですでに20位までランクアップするのは確定のようです。
近い将来、トップ10に入ってツアーファイナルで戦う勇姿を観てみたいものですね。
ところで、こんな快挙を成し遂げたこの日(1/23)、NHKで錦織選手の特集番組が放送されますね。 いやー、彼は持ってるわw
アスリートの魂 - “カッコわるくても勝つ” テニス 錦織圭
2012年1月23日(月)午後10時55分~午後11時24分
2012年1月25日(水)午前2時00分~午前2時29分(24日深夜)
ちょっとタイトルがイマイチですけど ^_^; この「カッコわるくても勝つ」ってのは彼のコーチだったギルバートの「Winning Ugly」からつけたタイトルですな。
■ 錦織圭 vs ツォンガ戦のダイジェスト
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