YONEX EZONE Xiを試してきた。漢バージョンもキタ！

2011/11/28

YONEX EZONE Xiを試してきた。漢バージョンもキタ！

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昨日、YONEX主催の試打会に参加してきました。

この日の主役は12月上旬にリリースされる「YONEX EZONE Xi」シリーズ。

EZONEといえば、前のモデルをかなり気に入り、短い期間ながらもメインにしていたモデル。
そのEZONEのニューモデルとあって期待が高まります。

イワノビッチ、森田あゆみ選手も試してすぐに気に入って、すでにこのモデルにシフトしているとのこと。

今回の新シリーズでは...

最初から98/100/100Lite/107/115 inchと、幅広いラインナップが用意されています。
実質、私のターゲットとなるであろうモデルは98/100inchの2機種。その中でも98inchのモデルにかなり興味がありました。

今回の試打会で用意されていたのは98/100/100Lite の3種類。

試す順序として、まず前モデルと同じ100inchのモデルで新旧の感覚を比べてみて、その後98inchを試してみることにしました。

■ EZONE Xi 100

まず感じたのは直進性。
スピンもしっかりかかりつつ、しっかり深いところまで飛んでいってくれます。
前モデルで私がいちばん不満に感じていた点が解消されているように思えました。

前モデルはスピンもよくかかるし、思い切って振ってもコートに収まるところは気に入っていたのですが、メインで使い込むにつれて、スピン過多で球足が短くなりがちなところに不満がありました。
ダブルスではショートボールを多用し、沈めることが重要なのでよかったのですが、シングルスでは球足が短くなってしまい、相手のチャンスボールとなることも多く、悩まされました。
（このブログでも葛藤の様子を紹介してきましたが、飛びのいい/球離れの早い素材を試したり、太いストリングスを試したり、テンションの設定を変えたりと、いろいろやってみましたが、結局調整しきれず...）

あれほど悩まされた問題が解決されたと思われる新モデル、かなり気になります。

■ EZONE Xi 98

そして次は本命の98inch。
結果からいうと、上記の100inchモデルよりも更によかったです。

スペックは後述しますが、シャフト19mm、センター24mm、トップ23mmと、前作と比べると大幅に薄くなっています。シャフトが薄い分しなりも感じられ、適度にパワーもあるという、良い感じのバランスになっていました。重量も310gと今使用しているSpeedよりも少し軽いぐらいで安心感があります。
よりパワーを抑えたフレームでボールが飛びすぎることもないため、かなり思い切って振っていけると感じました。
勝手なイメージですが、漢のEZONEという感じのモデルです。

「スリムな中厚」というより、「薄ラケの進化系」という印象が近いかもしれません。薄中ラケ？ｗ

あと、これはXiシリーズ共通要素ですが、フェースのトップ寄りがかなり広くなっていました。

もともとフェースの先目を使えるYONEXのフレームですが、より扱い易くなった感があります。
トップだけでなく、フェースボトム側の幅も広くなっていて、メインの中央8本分のストリングスが同じ長さになっています。これによりスウィートスポットエリアの橫幅が拡大されてるんでしょうね。
ちなみに前モデルでは6本でしたので、2本分スポットが広くなっているイメージです。

■ SPEC詳細

◇ YONEX EZONE Xi 98