本番用ストリングスで試す - ストリンギングメモ:#3
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前回の張りでは設定した数値よりもテンションが高めになっているのでは?と感じ、その原因の1つとして考えたのが素材の違い。
いつも使用しているポリのストリングスと明らかに触った感触が異なるので、これが要因となっているのでは?と考えました。
なので、今回は実験も兼ねて本番で使用しているストリングス「Polyfibre Black Venom」で試してみることにしました。
また、テンションが設定値よりも高くなったことの、もう一つの要因として考えたのがプレストレッチの設定。
解説DVDでは、メインの張りで5%、クロスで10%のプレストレッチをかけていましたので、前回、前々回は同様の設定にしていたのですが、これまでお世話になっていたストリンガーさんとの会話で、Polyfibreのストリングスのときはプレストレッチをかけないほうがいいかもね、という話をしており、いつもそのように張っていただいていたので、今回はプレストレッチの設定を外してみました。
フレームについては、条件をあまり変えたくなかったので、同等のフレームを選択、今回はYONEXのRDS001MPで試してみることに。
■ ストリンギング・メモ #3
- 張り日: 2010.12.17
- 使用ストリングス: Polyfibre Black Venom(本番ガット)1.20mm/17
- 使用フレーム: YONEX RDS001 MP
- ストリングパターン: 16x19
- フェース: 98inch
◆ マシン設定
- テンション設定: 49x47 (メモリ#5、#6に設定)
- プレストレッチ設定: 0% x 0%
- 引きスピード: High
- 張り方: 2本張
◆ 考察と反省点
2回の張りの成果か、各操作がだいぶスムースになってきた。
前回同様、テンションのムラが出にくいように、ストリングスをクランプに固定する際、なるべくロスしないように注意を払った。
また、クランプで留めてから次の引きまでの時間間隔をなるべく短くするように手早く操作するように心がけた。
クロスでは1本ずつ目飛ばしをチェックしながら進行。
Black Venomは非常に表面摩擦が少ない(ツルツルの加工)が施されており、素材もポリにしては極めて柔らかいため、クロスの通しが練習用ストリングスよりも非常にラクに行うことができた。
ノットの留めもまだプリント出力した図説に頼ってはいるものの、だいぶ手早くできるようになってきた。
早く身につけたいもの。
今回も張り上がりをストリングメータで確認したところ、表示されたテンションが、マシン設定値とほぼ同等の数字となった。
張り値とのギャップが解消された要因としてはやはりストリングス自体の素材か、もしくはプレストレッチにありそう。
今回、ストリングス変更とプレストレッチ解除の両方を行ってしまったため、原因の特定ができなかったのが残念。
次回はBlack Venomを使い、プレストレッチを5%/10%に設定して試してみたい。
5点で測定したところ、あまりテンションムラもなさそうで、かなりいい感じに張れたのではないかと。
今回、本番用ストリングスを使い、仕上がりもまずまずだと思われるので、予定してませんでしたが、オンコートで使用して、土日で打感を確認してみたいとおもいます。
- 張り時間: 60分
- 満足度: 80%
◆ 課題
- クロスの目飛ばしチェックは1本ずつ行う(継続)
- クランプで留めてから引っ張りまでの時間の圧縮
- ノットの留め方の習得(継続)
- ムラのでない張り方の研究(継続)
- テンションが高めになってしまう理由の調査(継続)
- 作業スピードの短縮(継続)