Head Youtek IG Speed と Wilson Blade BLXを試す
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と、ADOの藤田さんからTwitterでお声がけいただいたのが昨日。
平日で、しかも月曜の夜だったのですが、そんなに忙しくもなかったので、調整して参加してきました。
新作のなかから興味のあるモデルを事前にお伝えしていたのですが、すべてご用意いただけてました。
どうもありがとうございます。
私からリクエストさせていただいたフレームは、以下の5モデルでした。
- Head Youtek IG Speed MP 18x20
- Head Youtek IG Speed MP 18x20
- Head Youtek IG Speed Pro
- Wilson Blade 98 BLX
- Wilson Blade Tour BLX
以前、DunlopのBiomimeticシリーズと、Bridgestone X-Bladeシリーズ、Prince Tour100については試打していたので、今回は対象からはずしてあります。
右の写真は、今回ご用意いただいた新作ラケットの数々。
これ以外にもDunlopやTecnifibre、YONEXなど、全部で40本以上。
ずらっと並べられた様子は壮観です。
準備体操と軽いアップをすませると、早速試打へ。
■ HEAD Youtek IG Speedシリーズ
今回、一番試打してみたかったのがこのシリーズ。
もともとYoutek Speed ProとPrestige MPを使っていたので、IG(インネグラ)のシリーズになってどう変わったのかを試してみたかったんですね。
前モデルのYoutek Speed Pro(写真右・一番左)は、ボックスフレームでしっかりした打感で、スピンのかかり方もスピードも非常に気にいっていたのですが、ネックとなったのはやはり335gという重量。
草トーなどで、元気なうちはいいのですが、4試合目ぐらいからかなりしんどくなってしまい、大事な対戦で振りが鈍りがちに。 (特にサービス)
また最近はシングルスが主体になってきていたこともあり、ストリングパターンも18x20のほうが扱いやすくなってきたため、Prestige MPの18x20をメインで使っていました。
ということで今回の新IGシリーズのうち、一番気になったのはMPの18x20のモデル。重量も315gと、扱いやすそうなフレームです。
Youtek IG Speed MP 18x20 | Youtek IG Speed MP 16x19 | 旧 Youtek Speed Pro | |
重量 | 315g | 315g | 335g |
バランス | 310mm | 310mm | 310mm |
フレーム厚 | 20mmストレート | 20mmストレート | 18mmストレート |
パターン | 18x20 | 16x19 | 16x19 |
フェイス | 100sqinch | 100sqinch | 98sqinch |
長さ | 27inch | 27.25inch | 27inch |
RA | 64 | 65 | 70 |
まずは比較対象となる旧モデルのSpeed Proでしばらく打ってみたあと、いよいよSpeed MP 18x20から試してみました。
やはり使い慣れたSpeedシリーズ、旧シリーズの感覚そのまま、イメージした弾道のボールが飛んでくれる感じ。 スピンもスライスもイメージどおりという感じで、これならスウィングも変えずに違和感なく使えそうなイメージ。
しかもProよりかなり軽いので、長時間の使用でも疲れにくいだろうな、とおもいました。
フレームは少し柔らかくなったかなと感じましたが、RA値が旧Proの70にくらべてMPが64のようです。
つぎにMPの16x19モデルを試してみたのですが、当然ながら楽にスピンがかかるのはやはりこっち。
ただ、ストリング・パターンが粗くてボールに絡みやすいのに加えて、フレームの重量が軽いせいか、弾道がイメージよりも若干上ずる感じがありました。なので今のスウィングだと18x20にあってるかな、という印象。
# 今回、IG Speed Proについては選択肢に入れませんでした。
# 前シリーズのSpeed Proと同様の重さのため、同じ問題になるのは間違いないのでw
ところで、MP 18x20とMP 16x19、ストリングパターンだけの違いかと思ったら、16x19は1/4インチロングなんですね。
■ Wilson Blade BLXシリーズ
次に試したかったのが、WilsonのBlade BLXシリーズ。
試したのはBlade 98 と Blade Tourの2モデル。
前回のK Blade、あまりいい声は聞かなかったのですが、私は結構好きでした。
打感の気持ちよさは圧倒的に K Blade Tour93 だったのですが、なんせフェイスが小さいので実用向きではないなというのが正直なところ。K Blade 98になるとTourほどの気持ちよさがなく、という感じだったので、これがBLXになってどう変わったのか。
まずはBlade 98 BLXから。
スピンもよくかかるし、スライスも ふかさずに抑えられる感じ。
BLXでつくりが変わったからなのか、K Bladeとフレームの形状が変わったのか、以前の98よりもかなり好みの打感になってました。感覚としてはKよりも柔らかめになったのかなという印象。
そしてBlade Tour BLX。
98のモデルよりも重量があるせいか、しっかりした感じ。そして見るからに小さいフェイス。
実際打ってみると、やはり前作同様、気持ちのよさは圧倒的にTourの方。
打感もK Blade Tourのときのカンカンした打感に比べると、より柔らかくなった印象。
ただ問題はやはり前シリーズのときと同様、フェイスの小ささ。
実戦ではオフセンターで打たされることも多くなるので、やっぱり私にはこれは実用的ではないな、とw
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残念ながらここで雨が強く降ってきたため、雨宿り&雑談しながら、しばらく雨がおさまってくれるのを待っていたのですが、止む様子もないので、これにて終了となりました。
しかしこういう機会を作っていただいたAdoの藤田さんには感謝です。
メーカーに縛られず、たくさんのモデルを試せる機会があると選択肢も広がりますよね。
今後も継続的にこの企画は開催されるとのことですので、また機会があれば参加させていただければとおもいます。
Adoの藤田さん、どうもありがとうございました。
それにしても困ったことになってきたな。
EZONEを自分に合わせようといろいろ悩みながら試行錯誤してたところに、YONEX URD Ti80をつかったら苦労せずに使えて、やっぱりTi80にしたほうがいいのかな~、とおもってたところでした。
そんなときに、このHead Youtek IG Speed MPの感覚のよさ。
またひとつ悩みが増えてしまいましたよ...。