HEADラケットのグリップのパレットを交換してみた
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いつもHEADのラケットの場合、グリップサイズは2のものを使用しているのですが、先日知人から譲っていただいたフレームのグリップサイズが3で、打感はよかったものの、グリップの太さに違和感があったので、グリップサイズを変更することにしました。
HEADのラケットは、グリップ部分がパレット式となっていて、このパレットを変更することで、グリップサイズの変更が容易に行うことができる仕組みになっています。
今回、グリップ3からグリップ2への変更とサイズダウンのケースでしたが、フレームを削ったりすることなく変更できるわけです。
パレットを変更する流れですが...
■ 1. パレットの入手
まずは、メーカからパレットを入手します。
またグリップエンドのキャップもサイズに合わせて変更する必要がありますので、これも入手します。
パレットとエンドキャップの入手はラケットショップでメーカーに注文することができます。
- パレット: 2,100円
- エンドキャップ: 735円
HEADはパレットには2タイプあり、Speed系の丸型と従来の扁平型がありますので、グリップサイズだけでなく、タイプも変更できますね。
たとえばYONEXを使っていた方がHEADの扁平グリップに馴染めないようなときには丸型のパレットに変更するとよりフィットするとおもいますので、そういう使い方もできるかとおもいます。
パレットを入手したら、両面テープを手配します。
フレームとパレットを接着するためのものですが、目的からして強力なものがいいでしょう。
また、フレームとパレットを密着させるため、薄手のものがいいかと思います。
■ 2. 現パレットを外す
ものが揃ったらいよいよパレット交換です。
元グリップを外すと、パレットが現れますので、これを外していきます。
その前にまずはエンドキャップから外します。エンドキャップはコの字型のホッチキスのような金具で固定されています。最初、ラジオペンチでやろうとしましたが、うまくいきませんでした。
そこで小型のマイナスドライバーなどをつかってテコの要領で簡単に外すことができました。
※ この金具は交換時にも使うので捨てずに置いておきます。
次にパレットを外すわけですが、フレームにかなり強力に接着されているので、結構な手間がかかるかとおもいます。
# が、やっているうちにコツをつかみましたのでメモしておきます。
今度もマイナスドライバーを使いますが、今回は大きめのものがいいかとおもいます。
パレット2枚の繋ぎ目にスリットがあるとおもいますので、そこにマイナスドライバを差し入れ、少しずつずらしながらまんべんなく徐々に浮かせていきます。
隙間が大きくなってきたところで、マイナスドライバを深く差し入れることができるタイミングがありますので、大胆に差してずらしていくとパカっととれてくれました。
■ 3. フレームの掃除
パレットを外すと、両面テープがこびりついて残っていますので、これを綺麗に除去していきます。これが残っていると、交換するパレットがうまくフィットしない気がしますので。
■ 4. 新パレットの加工
綺麗に古い両面テープの残骸がとれたら、交換するパレットを合わせてみます。
フレームよりもパレットのほうが2-3cmほど長い状態だとおもいますので、フレームの長さに合わせてパレットをカットします。
パレットの素材は柔らかいので、カッターなどでも簡単に加工できます。私は糸ノコを使ってやりましたが、数秒でカットできました。安全ですし正確に切れるのでおすすめです。
■ 5. 新パレットの装着
そしてフレーム側に、手配した両面テープを貼り、パレットを接着します。
薄手の両面テープであればぴったりとフィットするとおもいます。
次に新しいエンドキャップを装着、もともとついていた金具で固定します。
あとは元グリップを巻けば完了です。
私は元グリップを巻く前にバランサを入れたり、グリップエンドを高くする加工などをやりましたが、これはお好みで、ですね。
所要時間は約40分ぐらい。
2.のパレットを外す、3.のフレームの掃除、に時間がかかった感じです。
このパレットの仕組みを使うと、グリップ1 →5 とか 4 → 2とか、好みに合わせて太くも細くもできますので、中古などで綺麗な出物に出会ったときなどもグリップサイズが合わない、といった理由で諦めたりする必要がないわけです。とてもスマートな仕組みですよね。
メーカーとしてもフレームを画一化できるので一石二鳥ですね。