テニス: インドアコートで熱中症?
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前回の振替レッスンでのこと。
夜の20:30-のコマに参加し、マンツーマンのシングルスレッスンを受けていたところ、なんだかいつもと様子が違うことに気付きました。
プレーしててすぐに息切れするし、息を吸っても体に酸素が取り込まれてこない感じ。
プレー間に深呼吸しても回復してくれないのです。
動きが悪いながらも続けていたのですが、いよいよしんどくなってきました。
コーチに
「ちょっと体調がおかしいかも」
と伝え、休憩と水分を多めに取らせてもらいながら練習してたのですが、今度は尋常でない発汗(シャツの裾から汗が滴り落ちるぐらい)とともに、身体に猛烈な震えがきました。
流石にコレは危ない、と直感し、コーチにその旨を伝え、クラブハウスでしばらく休憩させてもらいました。
その間、水分補給と冷風の深呼吸、首の後ろ、脇の冷却を…
10分ほどするとだいぶ楽になってきたので、再びコートに戻り、最後の30分、ふつうにマッチ練もできました。
このスクールはインドアのオムニで、コートサイドの壁が開けられるようになっているのですが、片側の壁がマンションに面しているため、照明とボールの音やコーチ/生徒の声が漏れないよう、夜のn時以降は解放しませんよ、という取り決めがなされているようです。
このレッスンの時間帯は、まさに片側の壁が閉められて空気の循環が悪い状態、しかも雨上がりで高温多湿のコンディションでした。
家に帰ってネットで調べてみると、今回の症状はまさに「熱中症」のなかの「熱疲労」そのものでした。
Wikipediaに詳しくまとまっていたので見てみると、熱中症には「熱失神」「熱痙攣」「熱疲労」「熱射病」4つの分類・レベルがあるようで、今回のは「熱疲労」という症状であることがわかりました。
-- Wikipediaから引用。
■ 熱疲労
多量の発汗に水分・塩分補給が追いつかず、脱水症状になったときに発生する。
・症状
症状は様々で、直腸温は39℃程度まで上昇するが、皮膚は冷たく、発汗が見られる。
・治療
輸液と冷却療法を行う。
・分類
II度
-- ここまで
症状はまさにコレ。
幸い、休憩させてもらっている間に行った対処も正しかったようです。「環境」も共通項が多い感じです。
しかしテニスやってて身の危険を感じたのはこれが初めてです。
梅雨時期でこれからさらに高温多湿が進むでしょうから、自己管理/ケアも大事ですが、スクール側も何かしら策を考えないと危なそうです。
自分では比較的体力ある方だとおもってますが、それでもこんな状態になってしまうということは、女性や体力のあまりない方には余計リスクになりそうですので…
新しいスクールで、まだノウハウがたまってないと思いますので、自己防衛も必要でしょうね。
次回のレッスンは今週末、締め切られる時間帯です。
ヘタすると命に関わることですので、万全に対策して行こうとおもいます。
以下、Wikipediaより引用。
熱中症の「環境」 「予防法」「応急処置」
◆ 環境
- 前日より急に温度があがった日
- 温度が低くても多湿であれば起こりやすい
- 室内作業をしている人が、急に外に出て作業した場合
- 作業日程の初日~数日間が発症しやすい
- 統計的にかかりやすい時間帯は、午前中では10時頃、午後では13時から14時頃に発症件数が多い
- 運動前に内臓(胃など)の負担にならない程度に出来るだけ多くの水分を取る。
- 発汗によって失った水分と塩分の補給をこまめに行う。スポーツドリンクなど塩分と糖分を飲みやすく配合した飲み物も良い。
- 塩分の補給には味噌汁やスープなど塩気の感じられる飲料が体液と塩分濃度が近く最適である。高温での発汗を続け水分のみ補給し続けていると体液の塩分濃度が希釈され(体液の絶対量を維持するためのやむをえない緊急避難反応であるが)、ひどくなると水中毒状態へ進行する。水分の補給にかかわらず倦怠感を覚えることが多いが、気がついたときには厳しい状況な事も多いため、早めの対処が望まれる。
- 睡眠を十分に取る。
- 十分に休憩を取りながら作業する。
- 体感温度を下げる方法として、日射を防ぐ、通風を確保する、扇風機の風を作業場所へ向ける、スポット冷房する、作業服の内部へ送風する(そのような機能を持った作業服を着用する)、蓄冷剤を利用する、水の気化熱を利用して体温を下げるなどの工夫を行う。
- 一人で作業すると発見が遅れることになりかねないので、複数で作業すると良い。
- 経口補水塩またはスポーツドリンクなどを飲ませる。ただし、冷たいものを大量に飲ませると胃痙攣がおきることがあるので注意が必要。また、スポーツドリンクではナトリウム濃度が低いため、病的脱水時にこれを与えると低ナトリウム血症から水中毒を誘発する可能性がある。特に乳幼児等には注意が必要で、経口補水塩の投与が望ましい。手近な物としては味噌汁などが極めて有効である。夏場の重労働などでは早め早めの飲用がトラブルを防ぐ重要なポイントになる。経口塩分の過剰摂取には短期的に生命の危険になる可能性はほとんどない(心不全等除き)ため、量は多目でよい。
- 霧吹きで全身に水を浴びせて、気化熱によって冷やす。霧吹きがないときは、口に水を含んで吹きかけても良い。そのときの水は冷たくなくて良い。一気に水をかけるとショックが大きいので、冷たい缶ジュースや氷枕などを腋の下、股などの動脈が集中する部分にあてて冷やすのが良い。
- 涼しい場所で休ませる。木陰やクーラーの効いたところで衣服を緩めるのが良い。近くにそのような場所がないときは、うちわなどで早急に体を冷やす。
- 速やかに病院などに連れて行く。躊躇せずに救急車を呼ぶ。移動させるのに人手が必要と思えば大声で助けを呼ぶ。
- 汗をかいていないとしても、体温が高くなくても熱中症の可能性はある。脱水していれば、汗はかくことができない。
- 体温調整が出来なくなっているためか、高温多湿の体育館内での運動中などに寒気を訴える場合があり、そういったときは熱中症の兆候を疑ってみた方がよい。
- 自覚症状で熱中症だと感じることはまずない。自分で大丈夫だと思っても「おかしい」と思った時にはもう遅い可能性があるので、上記を参考に十分注意する必要がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/熱中症
屋外のテニスだと、↑の中の「熱射病」に注意ですね。