iPad をテニスで活かす - 動画編
iPadが届いて約2週間、さっそく仕事にプライベートに大活躍中なわけですが、テニスにおける活用を模索しながらいろいろ試しましたので、現時点での活用の方法をご紹介します。
今回は動画編。
1) SANYO Xacti HD2000
2)CASIO Exilim EX-FS10s
デジタルビデオカメラとのインターフェースは、iPadの純正オプション「Camera Connection Kit」。
SDカードを直接差して利用するユニットと、カメラ~USBケーブル~iPadで取り込むためのユニットの2つが同梱されています。
いつも使うのは、SDカードから直接読み込むもの。
非常に小さなユニットでケーブルいらずなので、カメラの袋にいつも入れています。
◆ ビデオカメラで撮影した動画の閲覧(ローカル編)
1) SANYO Xacti HD2000 からの読み込み
メディアはSDカード。試合や練習の撮影など、長時間録画に使っており、ハイビジョン動画なので、上海問屋で購入した格安の64GBのSDHCカードを使っています。
撮影した動画は、SDもHDでも、拡張子は mp4 となります。
カメラコネクションキットをiPadに装着すると、カードの中のファイルの読み込み画面が開き、SDカードの内容が日付の古い順にサムネールで表示されます。
その中で、iPad本体に取り込みたいファイルを指でクリックして選択し、「選択したものを読み込み」とするだけでiPadに高速転送されます。
2)CASIO Exilim FS10s からの読み込み
メディアはSDカード。ハイスピードでのフォームチェック用途なので、短い撮影時間。こちらは家で余ってた16GBのSDHCカード。
210fpsのハイスピード撮影モードを良くつかうのですが、拡張子は .avi となります。
手順は1)のXactiと全く同じで、カメラコネクションキットを使います。
aviファイルでも問題なく取り込めました。
ただ、30コマ/秒でハイスピード連写した写真ファイルがSDカードのなかにごっちゃりと入っていたため、サムネール表示に時間がかかってしまいましたが、カードの中身を整理すれば問題ないでしょう。
◆カメラからiPadに取り込んだ動画を見る
ビデオカメラで撮影し、iPadに直接取り込んだ動画の再生は「写真」の「カメラロール」から。
#最初、「ビデオ」のアイコンの中を探してしまいましたが「写真」の方でした。
最新の動画ファイルは「アルバム」の中で「最後に読み込んだ画像」というフォルダになっているので、アクセスしやすく工夫されてます。
再生したいファイルをクリックすると動画の再生が始まります。
これまではカメラについている小さな液晶でみたりしてましたが、やはり画面が大きいといいですね。
また、ハイビジョンで撮影した2GBとかの大きな動画ファイルでも、まったくコマ落ちすることなくスムースに再生できるのはすごい。
再生中、画面をタップすると、画面上部にスライダがあらわれ、ジャンプしたいところまで、指でナビゲートできます。
残念なのは再生のコントローラがないことでしょうか。
スロー再生、コマ送り、指定秒スキップなどがあると使い勝手がよくなるんですけどね。
このあたりは、そのうち3rd PartyからiPadアプリとして出てくるんじゃないかとおもいます。
このような動画の閲覧が、家に帰ってからじっくりと...、ではなく、オンコートで出来てしまうのはすごいことですよね。
テニス後の食事や宴会でも活躍するとおもいます。
さっそく自宅でちょっと時間のあいたときや、お風呂につかりながら、試合の動画をみて反省点をチェックしたりしてますね。
◆ ビデオカメラ撮影動画の閲覧(ネットワーク編)
先程の「ローカル編」ではSDカードからの読み込みと再生でしたが、こんどはネットワークを介した閲覧です。
AirVideoというアプリがあり、自宅内サーバ(PC)や、設定により、外出先から自宅PCの中にある動画ファイルをネットワーク経由で再生できるものです。
自宅PCにAirVideoのサーバ機能をインストールすることで、iPadからアクセスすることができるというもの。
うちの場合、AirVideoの「Shared Folder」(公開用フォルダ)に、(Network Area Strage:LAN上のファイルサーバ)のネットワークドライブを指定しています。
動画ファイルはなにかと大きくなりがちなので、大容量のNASにファイルを保存しているのですが、それをAirVideoのサーバが読み込んで、ネットワーク経由で再生することができるわけです。
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AirVideoサーバでは、 PCでNASのドライブをマウントしておいて、X:\ディレクトリ名...という形でも指定できますが、
\\mshome\NASのホスト名\ディレクトリ名... というネットワークパスでもマウントできるのは非常に便利です。
ネットワーク経由では、NASにある過去の試合動画や反復してみたいイメージ映像、プロのプレーを撮影したイメージ映像などをみたりしてます。
▼ AirVideoとSDカードから読み込んだ動画ファイルの再生の雰囲気
いろいろ書きましたが、百聞は一見にしかずってことで。
前半はAirVideoで自宅のLAN上のNASにある動画ファイルの再生。
後半はカメラからiPadに直接取り込んだ動画の再生って感じです。
★ 応用編
うちではNAS(Network Area Strage:LAN上のファイルサーバ)に全てのメディアファイル(動画、音楽、写真、iTunesライブラリ、TV録画データ)はここで集中管理しています。
AirVideoからこのNASをマウントして自宅や外出先でiPadやiPhoneで動画にアクセスしたり、PS3 Media Server(DLNAサーバ)からNASをマウントし、PS3経由でリビングの大型TVで再生したりもできるようにしてます。
もちろんPCからだとどこでも見ることができますので、なかなか楽しいことになってきてますw
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