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2010年2 月の記事一覧(31 件)


2010/02/06

F.サントロ@全豪2010

Santro_japanopen2009_4 引退を表明していたファブリス・サントロ選手が全豪2010にも出場してたのはご存じのことかとおもいます。

当初、2009年のマスターズ・パリで引退、としていたのですが、1980年代、90年代、2000年代、2010年代と4つの年代のGSに出場した、という記録づくりのために全豪2010にも出場したのだそうです。
来年の全豪もモゴモゴ...と言ってるらしいので、引退するんだか、しないんだかっていうのはよくわかりません。
彼ももう37歳、息の長い選手ですよね。

サントロといえば、ご存じの通り、超人的なフットワークと「しのぎ芸」、そして卓越したラケット操作におもわずウットリしてしまう選手。私の大好きな選手の一人です。楽天ジャパンオープンで、初来日にして最後の出場、ということで、仕事ほっぽらかして見に行きましたが、彼のプレーを生で見ることができてホントによかったです。

Santro_japanopen2009_1 Santro_japanopen2009_2 Santro_japanopen2009_3

▼ F.サントロのスーパープレー





Head Youtek Prestige Proを試す(1)

SNSの友人が「Head Youtek PrestigeのMid / MP / Pro の試打ラケ3本借りた! 」 とのこと。
なぬー!その手があったか! と、私も負けじと近くの大型スポーツ店に電話してみました。
しかし、2軒に問い合わせてみるも取り扱いなし....。なんでPrestige置かないんだろう。

仕方ないので、少し離れてるけど、ウィンザーに電話すると「3種類ともありますよ~」とのこと。
でも「ただし、新作なのでどれか1本だけにしてください」とのこと。
ProとMPのどっちにしようか、と悩んでたので、実際に試打してから判断したいと思ってたのになぁ...

Head_youtek_prestige_pro_1 カタログスペックでは、Proの方がMPよりもシャフトが若干硬めか?(数値ではほぼ同じぐらいですが)。
ストリングパターンもProは16×19、MPは18x20。
重量はほぼ同じぐらい。
MPの現物(ストリングスのデンシティ)を確認してから判断することにしました。

お店でProとMPを出してもらい、Demoラケの重量、スィングウェイト、バランスをそれぞれ確認。
Speed Proの数値と比較しても、どちらも問題なさそう。


となると、あとはストリングパターン。
MPのストリングスのデンシティは見るからに細かい。センターにいくほど細かい。
私のスウィングでスピンかかる気がしませんでした。
# これまで16x19ばかりを選んできましたので、余計にそう感じました。
# Speed MPでも16x19と18x20で全く感覚がちがったし。

ストリングス面を手のひらに強めにあてて、ずらしながら摩擦の感じをPro/MPでそれぞれ試してみましたが、引っかかり具合はやはりProの方。
(↑↑ こんなやり方で正確に比較できるとは思いませんが、ほかにいい方法を思い浮かばず)
で、やっぱり18x20はムリだろーなー、と。

お借りできるのはどちらか1本ということなので、16x19のProを選びました。
これで打感もダメならMPは余計にムリ。そうなったらPrestigeは諦めようと。

で、さっそく午後のテニスで3時間ほど試してみました。

Head_youtek_prestige_pro_2 Head Youtek Prestige Proのスペック

  • 長さ:27inch
  • フェイス: 98sqinch
  • 重量:325g
  • バランス:315mm
  • 厚さ: 21mmストレートビーム
  • ストリングパターン: 16x19
  • Stiffness: 66
  • 試打ラケのストリングス: Head Master 1.28mm(ナイロン・モノ:耐久性重視の安ナイロン)

ちなみに、今のHead Youtek Speed Proのスペック

  • 長さ27inch
  • 重量:335g
  • バランス:310mm
  • フェイス:98sqinch
  • 厚さ: 18mmストレートビーム
  • ストリングパターン: 16x19
  • Stiffness:70
  • ストリングス: Polyfibre TCS(やわらかポリ) 45x43lbs

見た目はSpeed Proが卵型なのに対し、Prestigeは縦長。
重ね合わせてみると、ちょうどフレーム幅ぐらいの差。

アップ兼ね、まずはカベ打ちでSpeed Proの感覚を確認した上でPrestige Proを試してみました。

ゆっくりとストロークしてみると、スウィングや打感じはSpeed Proと比べても違和感なし。
しっかりスピンもかかるし、バランスもSpeedに近いか。
※ 重量はPrestige ProhaSpeed Proより軽いものの、バランスが若干トップ寄りなためか、違和感はそれほどなし。

少しずつスピードを上げていくと、カンカンと硬質な音がしてきましたが、おそらくこれは硬めのストリングが堅めに張られているためだろうと予想。
それでもしっかりした打感ですっきり抜けていく感じで気持ちよかったです。
好みのストリングス / テンションで合わせていけば、打感はもっともっとよくなるはず。

今度はスピン量や球種を変えながら打ってみる。
多めのスピンもしっかりかかる。やはり16x19の恩恵でしょう。
フラット系のボールも抜け良く気持ちがよかった。

気になったのは、フェイスの先の方でヒットしたときに急激に重くなること。
長くYONEXのラケットを使ってたせいか、特に強打のときにフェイスの先目を使いたがるのですが、そういう打ち方をしたときに違和感が...
Speed Proでは違和感を感じるほど重くなることはないので、Prestige Proのほうが縦方向のスポットエリアがよりよりシビアということでしょうか?

体も温まってきたのでサービスも試してみることに。
フラットでは特に違和感なく打てます。むしろ重量がSpeed Proより軽い分、ラクな感じも。
スピンサーブもフェイス幅が狭くなったことで若干不安がありましたが、これも特に違和感なし。
スピン量もSpeed Proと同じぐらいはかかってる感じです。
威力についてはカベでは正直わかんないので、オンコートのゲームで試してみることに。

で、いよいよゲームで試してみました。
5試合(5セット)ぐらいやりましたが、最後までPrestigeのみでいきました。

ラリーではカベのときと同じく、違和感なくスピンの強打もフラット系も、柔らかい球も打てます。
リターンでもSpeedよりも軽くて取り回しがいいからか、扱いやすかったですね。

気になったのはトップスピンでボールが浅くなりがちだったということがありますが、ストリングスの張りが自分の好みよりも堅いためかと。
またフェイスの先の方が使えないということで、センターでヒットするよう、結構神経使いました。
細かいところでは、Speed Proよりグリップが短く、ダブルバックハンドのときの左手がちょっと違和感ありました。
が、そんなのは誤差の範囲ですね。

サービスについてはSpeedよりもよかったかも。
若干Prestigeのほうが軽いからかな。
フラット系、スライス、スピンともにイメージに近い感じでした。5セットやってダブルフォルトもなかったし。

ネットプレーも違和感なし。1stボレーも安定してたし、ポーチや決めボレーなんかはパンチもキレもよかったですね。

ということで、全体的に非常にいいラケットだとおもいました。
シャフトの硬さはStiffness値どおり、Speed Proと近いかも。
# 今日打った感じではPrestigeのほうが硬めに感じましたが、ストリングスの条件が違うので、これは確認が
# 必要です。

##
感覚としては、私が持っているSlazenger NX-One(ヘンマンモデル)と近いかもしれません。
縦長フェイス、ボックス形状のフレーム、320gの重量、16x19のパターン、Stiffness...
だとすると、すごくいいですw

それにしても、このYoutek Prestige、なんと美しいフレームでしょう。
見てるだけでウットリしてしまいます。

2010/02/05

サービスの段階的習得(動画)

引き続き私が改善に取り組んでるサービス。

このところよく見ているFuzzyYellowBalls.comに、サービスのレッスンビデオがありました。

段階的な練習でシンプルな動作を覚えられそうな、非常にわかりやすい解説です。
サービスの矯正にもよさそう。

私としては、このシリーズのStep2のTransfer Weight / Swing、Step 6: Follow Through、Step 7 - Swing and Pronate あたりをじっくり見直したいとおもいます。

▼ Tennis Serve Progressions: Step8: Full Service Motion


▼ 頭からみる。→ Tennis Serve Progressions Step1: Swing on Edge

キックサーブ編も。
▼ Tennis Kick Serve Progressions: Step 1: Swing and Pronate


▼ Kick Serve Progression つづき

CM王、松岡さん

Matsuoka_cm_2_400_300

さすがテニス界、いや、今や日本のCM王、松岡さん。
テニスを印象付けるキャラクターとしては、やはり日本一。
CM契約数は11社とかで、男性で1位なんでしたっけ?
なんだかんだで好感度高いんですよね。私も好きですw

今回のCMはテニスのゲームだからか、いつにも増しておとぼけキャラで登場ですな。
# それにしても「全員修造」って(笑

そして2/25発売の「みんテニ・ポータブル」も購入予定です!
PS2のころから完成度高いです。
PSPになって、さらに進化している模様。期待です。

PSP『みんなのテニス ポータブル』のテレビCMに松岡修造を起用

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは4日、2010年2月25日(木)に発売予定のプレイステーション・ポータブル専用ソフト『みんなのテニスポータブル』のテレビCMに、現在スポーツキャスターとして人気のプロテニスプレイヤー・松岡修造を起用すると発表した。

2010/02/04

トッププロのサービス動画(イメトレ用)

サービスイメトレ用。FuzzyYellowBalls.comによるスーパースロー。

 例によって?プラットフォーム型のスタンス、かつ好みの動作をする選手で偏ってます。

# ダビデンコのスローがなくて残念。

▼ ジョコビッチのスーパースロー

▼ フェデラ(前から)

▼ フェデラ(後ろから)
 


▼ ジョコビッチのサービス分析

▼ ジョコビッチとサンプラスのサービス比較解説

錦織圭選手、SAP Open 2010もスキップ? *追記あり

錦織選手の名前がSAP Openのエントリーリストから消えてる、というコメントがTwitterのTLで流れてきました。

気になってみてみると、たしかにSAP Openのサイトに載っていません。
やはりスキップなのでしょうか。
USのニュースソースなどにも出てませんので、まだ憶測の域ですが...。

まぁでもここまできたら、ムリしないでしっかり治してほしいです。まだ先の長い選手ですからね。

それにしても、久々に映像でみると彼のプレーにはワクワクさせられます。魅せるテニスというか。
グランドスラムやMasters大会をみてても彼のようなプレーをする選手ってそういないですし。

ここはしっかり治して、こういうプレーをできるだけたくさん、長く観せてほしいものです。
# 次はMemphis?

追記: 2/4 19:50
公式サイトで欠場のアナウンスがあったようです。
残念。
錦織圭のATPサンノゼ大会欠場について

▼ 2008 Delray Beach Final (vs J.Blake)  
 # 3:20あたりのドロップの2重フェイントには悶絶させられたなぁ。

▼ US Open 4R (vs David Ferrer)

2010/02/02

トッププロのダブルバック分析(比較動画)

Youtubeでダブルバックハンドの動画を探していたら、トッププロのダブルバックの比較分析の解説がありました。
(tennisoxygen.com)

おもしろいです。
Safin番長の軸が全くブレないシンプルなスウィングはいいですね。

▼ Backhand Analysis
サフィン、ツォンガ、ナダル、ダビデンコ、ナルバンディアン、シャラポワ、ハンチュコバ、デルポトロ、...

トッププロのダブルバックハンド(イメトレ動画)

Youtube動画でトッププロのダブルバックハンドのスーパースローを探してみました。
(FuzzyYellowBalls.com、TennisOne.com、TennisSpeed.comなど)

私と同じグリップ&好みのフォームの選手に偏ってます。

▼ Nikolay Davydenko
ショット後のスムースな切り替わりステップ。


▼ Novak Djokovic
軸がぶれない。速いテンポの足決め。

▼ Andy Murray
ボディバランスがすごい。
バックステップでのジャックナイフ気味のショットはやってみたい。

▼ Ana Ivanovic
左手のグリップをかなり厚めにしてる。
揺り戻しの足決めフットワークからのテイクバック。(キャンプでもやったもの)

▼ Juan Martin Del Potro
スムースなテイクバック。


▼ Gael Monfis
左手の押しを参考に。

▼ Marat Safin
まったく軸がぶれない無駄のない、理想的なフォームに思える。

※ 埋め込み不可のため、クリックして別ウィンドウで再生。

ジョコビッチの7レッスン(動画)

偶然たどりついた「A Free Lesson With: Nobak Djokovic」の動画。

HEADのSpeed Lessonのまとめかなぁ、とおもったら、TIME誌の企画、ジョコビッチの7レッスンでした。
#2009年9月のものなのでだいぶ前なので、ご覧になった方も多いかと思いますが...

どうせ「おちゃらけレッスン」だろうな、とタカをくくっていると、意外にもマジメなレッスン。
 数点気づきがもらえました。 (Wバック、ボレー、リターンの説明箇所で)

お国が違うと、教え方というか説明の表現もちがうのも面白いですね。

Youtek Prestige Proのレビュー動画

TwitterのHeadオフィシャルのTLでHead Youtek Prestige Proのレビュー動画が流れてたのでメモ。
(ATP OfficialのRetweet)

動画はTennis Warehouseのものでしたが。(ATPサイトの公式ショップだからかな?)

あと、国内ショップ 浦安のLafinoさんのPrestigeシリーズの紹介動画もYoutubeでヒットしました。

Head Youtek Speed Proのレビュー動画

いま使ってるモデルですが、見たことなかったのでメモ。

▼ Racquet Review Head Youtek Speed Pro(Tennis Warehouse)

▼ Racket Review Head Youtek Speed Pro and MP (FuzzyYellowBalls.com)

私を通り過ぎていったラケットたち

これまでいろんなラケット使ってきたけど、まとめてみたことないなぁと思いたち、書きだしてみることに。

全部思いだせるかなぁ。

  1. 12歳ぐらい: Donneyのウッド。モデルはわからん。まだ遊びの時期。
  2. 13-15歳: Kawasakiのアルミ。モデル不明w 軟式と並行の時代で、ブカツ重視で頻度がかなり落ちてしまいました。
  3. 18-20歳: 大学時代。Yonex R-7、R-22、R-50。ピーク時はやはりR-50。折れまくりでしたがw
    基本Yonexだったけど、一時期Pro Staff、Prince Graphiteに浮気(エドバーグ、Mチャンの影響?)。
  4. 22-27歳: 社会人ブカツ時代。Yonex R-50 生産中止のため、ほどなく手持ち在庫が折れてなくなる。
    中厚全盛だったため、しばらく混迷の時代。Yonex RQ-360を経て、YAMAHA Proto-EX110で落ち着く。
    あとなんだっけ。
  5. 27歳~: 結婚退職を機に、テニス環境を失い、ブランク突入(約8年)
  6. 35歳: ダイエットのためテニス再開。Yonex V-Con17 のあまりの軽さに「これが8年のギャップか」と驚く。
    すぐに気のせいだと気づき、再び Yonex R-50へ。しかし技術の衰えと面の小ささに凹む。
  7. 36-39歳: Yonex RDS001MPから、よりパワーを求め再び中厚のRQiS-1 Tourへ。
  8. 40歳: コントロールを求め、Yonex RQiS-1 Tour XL 100 に変えるもすっきりせず。薄ラケ回帰。
    Prince Rebel 105、Yonex MP-1MPなどを試しながら、Headに浮気。Head Youtek Speed Pro。
  9. 現在に至る。(Youtek Prestige Proが気になり中w)

某SNSでYone党の党首を名乗るだけあって、若いころから(基本的に)YONEXに捧げてきた感じです。
# 何度か浮気したけど。

が、このところはHeadに浮気中。
↑の8で薄ラケ回帰する際、YONEXのRDiS100MPも試したんですが、どうもしっくりこず、HeadのSpeed Proへ。
これが浮気で済むかどうかはこれからのYonexの製品ラインにかかってるかも。

とはいえ、やっぱりYONEXが大好きなんで、新作は必ず試すとおもいます。

ラリーペースのイメトレ用動画

ラリーペース(ミスしないペース)のテンポを刷り込むためのイメトレ動画。

これよりペース上げないようにすること。
この練習ではかならず3/4よりも深い球をフィードするようにこころがける。

あとフォアのスタンスはもっと広くとる。


例の軸回転改善のためのフットワークを取り入れる前の足だけど、セミオープンでは出来てる感じ。
スクウェアとダブルバックのときに意識しよう。

やわらかいボールでなるべく沈める練習。
相手に速い球を返球させないように。

2010/02/01

円高のうちにTW...

某SNSの有志やリアルのテニス仲間たちとアメリカのテニス通販サイト「Tennis Warehouse」での共同購入を計画中。
相変わらず円高だし、1月は新作ラケットラッシュだし、ということで、いろいろ物色中です。

いまのところ、リールのストリングスPolyfibre TCSとシャツなどの若干のウェアは決定。
あと消耗品のソックスも安いので。
# あとはYouTek Prestige Proも悩み中w

##
それにしても日本での販売価格と海外の価格にこれほど違いがあるのはなんでなんでしょう。
たとえばラケットは日本だと28000〜30000円ぐらいしますが、アメリカだと$180〜200ぐらい。
円高で1$=90円ぐらいですから、¥18000と送料ぐらいで済んでしまいます。
#送料もみんなで割れば安いものですし。

お得感があるのは、ラケット、ストリングス、グリップテープ、ウェアなど。 だいたい40-50%オフで購入できてしまいます。

この価格差のからくりをご存知の方、ぜひ教えてください。

iPhoneからの操作 - TypePad MicroBlog

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