今日はグローブライド(Prince)とテニスナビの試打会イベントに参加してきました。
Princeの新しい製品ライン「Type-J」を体験できるイベント。
会場は品川テニスセンター2Fの独立コートで密やか(?)に行われました。
# 芸能人とかがお忍びでやったりするところですね。
Type-Jのアマチュア向けの試打会は初めてとのこと、いち早く触る機会を得られました。
各自ストレッチをしながら、グローブライドの製品担当の方からの説明を伺いました。
今回のType-Jのコンセプト、3製品のポジショニング、それぞれ従来モデルとの違いなどの説明がありましたが、気になるのはやはり打感。
UStreamのときの話にもありましたが、コレばかりはクチでは伝わりにくい、ということで、とにかく体感してください、と実際の試打がスタート。
プリンス契約プロの山本育史プロと関口秀一選手によるデモンストレーション。
関口選手の厚くて強い当たりの素晴らしい球を拝むことができました。
特に印象的だったのはフォアの当たり。
いいイメージがもらえました。マネできないけどイメージねw
# 関口選手はIgniteを使ってDemoしてましたが、実際に採用するのはGraphiteだったような気が...。
違うのかな。
試打会では、山本プロと関口選手が最初から最後までお相手してくださいました。豪華w
途中には山本プロによるプチ・クリニックも。
# パンチボレーとドロップのコツを...
■ □ EXO3 Type-J □ ■
Type-JとはPrinceがこれまで出していた製品を日本向けにアレンジした製品ラインの総称。
製品モデルとしては
- EXO3 Graphite 100s
- EXO3 Ignite Pro 98
- EXO3 Black 104
の3種類のようです。* 写真はGraphite(左) と Ignite(右)
Type-J共通の特長としては、・日本向けのフレーム「J-フレーム」により、総じて
- 軽量化&扱いやすさ向上(バランス変更)
- インパクト時のストリングスのたわみ抑制
- より反応良くクリアな打感
になっているものだとざっくり理解してます。
◆ Black 104
280g / 104sqinch / 335mm / 24-25-22mm / 16x18
まずは好みから一番遠そうなBlackから試打。
Blackは 22-25mmの中厚フレームに軽量トップヘビーの104inchといかにもハイパワー。
私の打ち方だと従来モデルではあまりフィットする感はなかったのですが、今回のType-Jモデルではそれほど大きなギャップは感じませんでした。
ただフラット気味に強打したりするときなどは、やはりパワーがありすぎるフレームだと感じました。
(女性やシニアの方には、いい感じのパワーアシストなのだとおもいます。)
◆ Ignite Pro 98
300g / 98sqinch / 320mm / 23mm straight / 16x18
次にちょっと興味のあったIgnite。
Igniteは23mmのストレートビームのモデル。
私が使っているRebelよりも若干厚みのあるフレームで、若干のパワーアシストもあります。
従来モデルよりもストリングスのたわみが小さくなって、感触がクリアになっているとすると、Rebelの打感に近づいているのでは?と、実は少し期待してました。
で、実際に打ってみると、反応のよさやクリアな感じは想像通りRebelと近い感覚で扱うことができた感じ。
ただ、やはりフレームが厚めということ、ストリングスのテンションが合ってないこともあってか、やはりオーバーパワーな気がしました。
試打ラケにはマルチとポリのものがあり、ポリの方が私にはいい感じでした。
◆ Graphite 100s
315g / 100sqinch / 310mm / 19.5mm straight / 16x18
そして最後に本命のGraphite。
EXO3シリーズでは、大きな穴のスピード・ポート・グロメット(SPG)とストリング・ホール・グロメット(SHG)を使い分けることが出来たのですが、Type-JにもSHGも用意されているとのこと。
RebelではSPGだとパワーはでるものの打感がぼやけてしまい、コントロールも今ひとつだったため、もっぱらSHGを使っていました。
グローブライドの方によると、今回のSPGは従来のものとは違うのだとか。穴の大きさや幅が違うわけではなく、フレーム性能との組み合わせで印象がまったく違うものに仕上がっているのだそうです。
ということで実際に山本プロにお相手いただき試打をしてみたのですが、これまでのSPGでは感じられなかったクリアな打感とコントロールできる感覚がありました。
試打ラケの中に、SHGのものもあったので試してみましたが、正直それほどSPGとの違いは感じられませんでした。
たしかにこれであればSHGでなくてもよさそう。
Type-Jでの軽量化・バランス変更で取り回しがよくなり、若干反応もよくなったというGraphite。
こうなると、私が使っているRebelにかなり近い感覚で好印象でしたが、逆に両者の位置づけがよくわからなくなってきたかも。
# Graphiteだとサービスがかなりよくて、少しショックでしたw
* 参考サイト
※ おまけ: Rebel のType-Jは??
イベントの最後に、グローブライドの方にRebelのType-Jは出ないのか、と聞いてみました。
あまりこういうところで書くべきではないのかもしれませんが...
元々Rebelのコンセプト自体が、今回のType-Jの考え方に近いもので、インパクトのたわみを抑え、反応を良くしたモデルだとか。そのためType-J仕様のRebelを作ってもそれほど効果が出ない(出なかった?)ということらしいのです。
ということでRebelのType-Jは出さないのだとか。
Rebelを初めて打って一目惚れした私としては、Rebelの完成度が高いということを再認識できたことが何よりだったかも。
※ おまけ: グローブライド??
試打とは関係ないんですが...
グローブライドに社名変更して、製品ブランドがPrinceとDaiwaとなんとか・かんとか~、という話って、世の中的に十分認知されてるのかな?私はまだ全然なじみがないもんで...
こういうイベントとかでもコーポレート・ブランディングの活動やっていったらいいと思うんだけど、こういうイベント自体、製品ブランド単位での活動だからあまり意識してないのかも、とも思ったり...
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