この春、日本にも上陸するとひそかに話題のSOLINCO(ソリンコ)のストリングス。
USRSA(全米ラケット&ストリング協会)の評価でスピン性能No.1と評価されたからか、雑誌などでは「Tour Bite」が注目されている感じですが、今回試してみたのは同社のポリストリングス「Barb Wire」です。
先日のTennis Warehouseでの共同購入で試しに取り寄せました。
今回、Head Youtek IG Speed MP18x20に張ろうと思い、1.20mmの細ゲージを入手。
■ 触ってみた印象
まず触ったり曲げたりしてみた印象は、少し硬めなのかな、という感じ。
表面はねじったような加工が施されており、凸凹の摩擦でスピンをよりかかるようにしようとしている感じでした。
■ 張りでの印象
素材が硬めだと感じたので、テンションも抑え目にし、51x49lbsで張ってみました。
張りながら感じたのは「あれ、意外と柔らかいかも...?」でした。
というのも、マシンでテンションかけると、ちょっと伸びる感じが。
あと、捻ったような加工のせいで、クロスが通しにくかったです。
表面が凸凹なので、通すときにギーギーと音を立てながらの作業、摩擦が大きく力が要りました。
■ プレーでの印象
週末、オンコートで6時間ほど使ってみました。
実際に打ってみた印象としては、結構ソフトで好みな感じ。
張りのときに柔らかいかも?と思いましたが、オンコートでもやはり打感の柔らかさを感じました。
反発も適度にあるため気持ちよく飛ばせますし、伸びも出ている感じ。
あと、これが表面の凸凹加工によるものかどうかはわかりませんが、スピンもよくかかる印象。
ストロークでは反発によってボールも飛びつつ、スピンで落ちてくれる感じで、扱いやすいと感じました。
スライスやボレーも、素材が柔らかいせいか、しっかり面に乗せられる感じ。
セカンドサービスもしっかり回転を掛けることができるので、安定感もありました。
という感じで、私としてはかなり好みな印象です。
他社のストリングスでいうと、SignumPro Tornade に似てるかなーと思いました。
前回張った同社の「Tour Bite」との比較では、今回の「Barb Wire」の方が柔らかい感じです。
柔らかい打感が好きな私としては「Barb Wire」の方が好みでした。
よりしっかりした打感を好む方なら「Tour Bite」の方がいいかもしれません。
※ 参考:本日(2011.4.7)現在でロール価格の比較 (1$=85JPY / 1€=121JPY換算)
- SOLINCO Barb Wire 200m Reel(TW-US): $155.00 (¥ 13,135)
- Tornade 200m Reel(TW-US): $176.83 (¥ 15,030)
- SOLINCO Barb Wire 200m Reel(TW-EUR): 取扱なし (¥ - )
- Tornade 200m Reel(TW-EUR): € 95.00 (¥ 11,495)
注目の商品